企業リスト抽出ツール「Urizo(ウリゾウ)」の特徴と魅力とは?

企業リストの収集には、企業HPから手動でリストアップする方法と、名簿業者から購入する方法があります。しかし前者では、手間の割に量を確保することが難しいというデメリットが考えられます。一方、後者は手間をかけずに多量の情報を得られますが、1件あたりの相場が高いという難点があります。さらに、情報が更新されていないと、担当者の退職・異動などでリストが有効でない可能性があります。

 

Urizo(ウリゾウ)とは?

「Urizo(ウリゾウ)」は、株式会社ラクスが提供する企業リストの抽出ツールです。抽出対象情報は住所やメールアドレス、電話番号などで、営業リストに活用できます。担当者レベルの個人情報は含まれていないため、情報の取扱リスクも軽減されています。

サービスの特徴を、次のセクションで詳しく説明します。

 

Urizoのサービスとその特徴

引用:https://urizo.jp/

 

Urizoはどうやってリストを収集しているの?

「Urizo(ウリゾウ)」は、特定の外部データベースから条件に合った企業データをWeb上から抽出してデータを収集しています。さらに、抽出したデータに対して独自の「増強」機能で個別にチェックし、サイトに掲載されているメールアドレス・FAX番号などを補完しています。こうして、各データベースの情報をリアルタイムでアクティブな情報に更新した状態で、リストを作成しています。

 

Urizoがデータを収集するデータベースはどれ?

「Urizo(ウリゾウ)」が参照している外部データベースは、2018年9月現在で34サイトあります。そのうち人気のデータベースは「iタウンページ」「食べログ」「マイナビ新卒」です。

しかし、料金プランによって使えるデータベースの種類が異なり、プランに関係なく利用できるのは「iタウンページ」のみです。参照したいデータベースが契約プランで使えるかどうかは事前に確認しておきましょう。

 

Urizoの強みは増強機能とデータ重複機能!

「Urizo(ウリゾウ)」は、前述した「増強」機能と、データ重複排除機能が強みです。同時に複数のデータベースから情報を抽出しても、最終的な出力CSVでは重複が排除されるため、余計なコストが発生しません。さらに増強機能でアクティブなデータが補完されることで、精度の高いリストを入手することが可能です。

 

Urizoの料金・支払い方法とは?

「Urizo(ウリゾウ)」は月額課金タイプで、ダウンロード上限数で料金が変わります。

また、初期費用として5000円が一律で発生します。

各プランの月額料金は下記を参照してください。(すべて税抜き表示)

  • ベーシック:4980円/月
  • スタンダード:9800円/月
  • プレミアム:17800円/月
  • スーパープレミアム:36200円/月

 

最低契約期間はなく1ヶ月単位での更新が可能です。支払い方法は下記の2通りです。

  • クレジットカード
  • 銀行振込

半年払いや1年払いなど、長期分を一括で支払いすると、最大2ヶ月分のツール利用料が無料になります。契約当初から長期の利用を想定している場合は、支払い方法もあわせて検討するとよいでしょう。

「Urizo(ウリゾウ)」は無料版も提供されています。抽出件数は有償版に比べ少ないものの、使用イメージをつかむため、導入検討時にはお試しされることを推奨します。

 

Urizoが使える環境

「Urizo(ウリゾウ)」は、Windows環境にインストールして利用します。利用には、インターネット環境が必要です。Macの場合は、Windows端末を新たに用意するか、Mac環境上にbootcampやVMwareなどでWinsows環境を構築してから利用する必要があります。

 

その他ツールとの連携

引用:https://www.hai2mail.jp/lpm/brand.php

現状、「Urizo(ウリゾウ)」とAPI連携などで自動で連携している特別なツールや別サービスはないようです。ただし、同社が別で提供しているサービスでは、抽出したリストを使うことができます。

配配メール

ラクスが提供するCRMのASPサービスです。抽出したCSVファイルを、配配メールにアップロードして使います。ステップメールやフォローメールなどを送ることができます。

 

FAXDM代行サービス

抽出したリストに対し、営業FAXDMの送信を代行するサービスです。

ただし原稿とリストは依頼者側が用意する必要がありますので、この際に「Urizo(ウリゾウ)」から抽出したCSVファイルを使うことができます。

 

DM郵送代行サービス

原稿と宛名印刷、発送までをワンストップでサービス化しており、「Urizo(ウリゾウ)」から抽出したCSVファイルを利用することができます。

仮に単体でサービスを申し込んだ場合でも、同社側から「Urizo(ウリゾウ)」から抽出したリストのレンタルが受けられるオプションがあります。

 

Urizoで得た「生きたデータ」を効率よく活用するには

「Urizo(ウリゾウ)」は、外部のデータベースからデータを参照するだけではなく、独自の増強機能を使ってデータの最新性を担保しているため、生きたリストへのアプローチを行うことができます。

しかし、最新の「生きたデータ」を保有していても、適切な方法で活用できなければ意味がありません。

弊社トライエッジでは、これらの「生きたデータ」を最大限に活用するためのCRM・MAツール運用方法やデータの整理方法のご提案、マーケティング施策の立案などを行っています。最新のデータを使って見込み客へのアプローチを行いたいと考えている方は、ぜひお気軽にトライエッジまでお問い合わせください。