HubSpotのソーシャル機能にあるモニタリング機能を活用して特定のキーワードに対する話題を逃さない方法

HubSpotソーシャルモニタリング機能

HubSpotのソーシャル機能の中に[モニタリング]という機能があります。モニタリングではTwitter限定ではありますが、特定のキーワードを登録して、そのキーワードに対するツイートなどを確認したり、連携しているアカウントとのリプライやリツイートなどを監視することができます。自社の商品やブランド、サービスなどがどう話題になっているのかを確認するのにも使える機能で、今回はどのように使えるのかについて解説していきたいと思います。

HubSpotのソーシャル機能にあるモニタリングとは?

HubSpotのソーシャルモニタリング機能は、ソーシャルメディア上でのブランドやサービスに対する投稿を監視するための機能です。この機能を使用すると、企業は自社製品やブランドに関する投稿を監視でき、ユーザーが共有している情報を把握することができます。HubSpotのソーシャルモニタリング機能では、検索キーワードを設定し、特定のキーワードやフレーズを含む投稿を監視することができます。たとえば、企業が特定の商品名を監視することで、その商品に関する会話を追跡することができます。

また、HubSpotのソーシャルモニタリング機能は、監視された投稿に対する返信やいいね!をHubSpot上から行うことができます。ソーシャルメディア上での顧客のフィードバックや質問に対して、リアルタイムで返信することができます。この機能により、顧客との関係を強化し、ブランド認知度を高めることができます。

HubSpotのソーシャル機能でSNS効率化

HubSpotのソーシャル機能を活用してSNS投稿を効率化する(Twitter / Facebook / LinkedIn / Instagram)2023-03-22

HubSpotのソーシャルモニタリング機能の使い方

では、HubSpotのソーシャルモニタリング機能について解説していきたいと思います。

まずは、[マーケティング]のメニューにある[ソーシャル]を開きます。その中にある[モニタリング]のタブを開きます。左側中段に[Twitterストリーム]という表示がありますので、新規でモニタリングを作成する際には[ストリームを作成]をクリックします。

HubSpotソーシャルモニタリング機能01

HubSpotソーシャルモニタリング機能01

 

すると、以下のような画面が出てきます。ここでTwitterストリームの設定を行います。

  • ストリーム名:名称を決めます。わかりやすい名前をつけましょう
  • アカウントを選択:どのアカウントに関わるものかを選択します。Twitterでは同じ検索語句でもフォロワー数やフォロワーの内容等によって検索に差が生じるため、どのアカウントを基準にするかを決めておく必要があります。
  • 次の語を含む:どんなキーワードを監視したいかを決定します。複数の語句を設定したい場合は「,」で区切ります。
  • 通知頻度:HubSpotの通知を設定することができます。朝8時と夕方16時、またはその両方を選択できます。
  • 通知ユーザー:どのHubSpotユーザーに通知するかを決定します。

さらに詳細オプションとして細かい条件を設定することができます。ここで特に重要なのが言語です。キーワードが日本語である場合は問題ないですが、キーワードが英語の場合、日本のツイートが出てきにくくなるので、日本語を設定することをおすすめします。また最後のリツイートを無視するというチェックボックスですが、リツートは他の人の投稿であることが多く、重複することが多いので、リツイートを含めて重点的に監視したいという以外はチェックボックスをつけたほうがよりさまざまなツイートを見つけることができます。

HubSpotソーシャルモニタリング機能02

HubSpotソーシャルモニタリング機能02

 

設定が完了すると、その設定した条件に沿ったツイートが表示されます。

HubSpotソーシャルモニタリング機能03

HubSpotソーシャルモニタリング機能03

 

各投稿をクリックすると投稿の詳細を見ることができます。この画面にていいね!を押したり、リツイートしたり、引用ツイートをすることができます。さらにHuSpot上からリプライすることもできます。

HubSpotソーシャルモニタリング機能04

HubSpotソーシャルモニタリング機能04

 

いくつかの自社製品や他社製品に関するキーワードをモニタリングすることで、どういったことがTwitter上でつぶやかれているのかを見ることができます。これによってどういうコンテンツが求められているのかを考えるヒントにもなりますし、自社の製品アップデートに役立てることもできます。同様に競合他社製品をモニタリングすることで他社製品への不満などを拾うこともできるので、顧客へ提案の際の比較資料を作成する際に役立ったりもします。

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