STP”Segmentation”(セグメンテーション)とは? | CRM / SFA関連用語

CRM/SFA関連用語集

 

STPのうちSegmentation(セグメンテーション)とは、「市場細分化」という意味です。商品・サービスの市場(ターゲット)を、属性やライフスタイル、購買履歴などによっていくつかの種類に分類することを指します。

マーケティングにおいて、「市場」とは、その商品・サービスを欲している人すべてを意味します。セグメンテーションとは、その市場にいる人たちを何らかの共通項によって切り分けることです。セグメンテーションによって切り分けられた集団には、商品の捉え方や価値観、使用方法、購買の動機などが似ている顧客が集まっています。

人々のニーズや購買動機は様々ですが、市場に存在するすべての顧客に向けてマーケティングを行おうとすると、そのコンセプトやメッセージは印象に残らない無難なものになってしまいがちです。そのため、市場をある程度の規模の小集団に切り分け、集団ごとの顧客の特性を明確にしていきます。

こうして、顧客の特性を明確化することで、彼らに対してどのようなマーケティング施策を行うべきかを想像しやすくなります。一方で、顧客を細分化しすぎると、条件に合致する人が少なくなり十分な売上・利益の確保が難しくなってしまうため、注意が必要です。