テレワークの導入・促進が一気に加速した2020年。「遠隔でも円滑な営業管理を行いたい」という目的で、弊社が公式パートナーとして取り扱う「Zoho CRM」も、たくさんのお客様にご導入いただいております。しかし実際には、「導入したものの、詳しい操作方法が分からず、マニュアルもないので十分に使いこなせていない」というお声をいただくこともあり、宝の持ち腐れ状態になっているお客様が多いのも事実です。
そのような方を対象として、この度弊社では「Zoho CRM基礎研修」を定期開催する運びとなり、「Zoho CRMの基本的な使い方」のレクチャーを実施しております。
今回は、実際に研修に参加していただいた方のお声をお伝えするとともに、研修内容や研修で得られる成果についてご紹介したいと思います。
この記事の目次
トライエッジの「Zoho CRM基礎研修」とは？
なぜ弊社が今回「Zoho CRM基礎研修」を実施するに至ったのか。
実はその背景として、弊社自身がZohoの公式パートナーとして長年CRMの導入・運用コンサルティングに携わっているにも関わらず、自社で使用しているZoho CRMを充分に使い切ることができていなかった、という事実があります。
基本的な会社・商談・日々の営業活動情報は入力していたものの、たとえば、
「月別の保有商談数と進捗状況」や「売上に対する粗利状況」などの大事な営業データを瞬時に把握し、打ち手に繋げられる環境は、正直整っていませんでした。
重い腰を上げて本格的にデータ活用・分析ができるよう自社CRMの改築を始めて、半年も経たないうちに訪れたコロナショック。
フルリモートでの営業・勤務を余儀なくされ、社内全体での営業状況の共有や、商談の進捗状況などの細かな管理を厳しく求められるなか、
Zoho CRMを徹底的に使い倒しました。
結果、CRMを使い倒す前後の業績を比較してみると、そこにあったのは307%アップという驚異的な数字！
ツールを満足に使いこなせていなかった私たちが、いかにしてZoho CRMを使い倒し、このような結果を残すことができたのか。
そして、自分たちと同じように、「ツールを導入したものの、正直その効果を感じられない…」と思っている方に対して、何かお役立てできることはないのか。
このような我々の想いを、今回は「研修」という形で実現化させ、Zoho CRMの使い方・ノウハウを直接お伝えさせていただき、ユーザーの皆さまとともに課題の発見と解決を図っていきたいと考えております。
研修の狙いとプログラム概要
この研修では、Zoho CRMを使い始めたばかりの管理者の方を対象に、以下の4つのポイントを皆さまに体得していただき、ノウハウを持ち帰っていただきたいと考えております。
- Zoho CRM運用に向け、初期設定・基本的機能を把握する
- カスタマイズ設定を把握し、ルール決めと実践に向けたステップを知る
- 営業チームの業務管理方法～進捗を把握するための手法を学ぶ
- 自動化による効率化を把握し、業務に活かす
プログラムの概要としては、Zoho CRMの機能は多岐にわたるのですが、その機能のうち「営業チームの運用」を目的とし、コアな部分の解説を行います。具体的には、「Zoho CRMの基本構成」の解説から、レポート/ダッシュボードの作成方法、ワークフローの組み方まで、日々のリアルな営業管理のシーンを想定した内容となっています。
毎月第1・3週の水木曜日（両日14時～16時）での開催となっておりますので、「丸一日研修で潰れてしまう」ということもありません。
また、少人数開催ということで講師との距離も近く、ご担当者様の現在抱えているお悩みも解決できるかと思いますので、ぜひこの機会にご検討してみてはいかがでしょうか。
研修のプログラム内容は以下になります。
＜研修プログラム＞ ※合計4時間（2日間の1日2時間コース）
| 内容 |
|
| 1. はじめに | – Zoho CRMの基本構成 |
| 2. 初期設定 | – 個人設定 – 会社情報 |
| 3. ユーザー管理 | – ユーザーの追加 – ユーザーの有効化/無効化 – ユーザーの削除 |
| 4. セキュリティとデータアクセス | – 権限の管理 – 役職の設定 – データ共有ルールの設定 |
| 5. カスタマイズ | – 項目のカスタマイズ – タブのカスタマイズ – 見込み客のステップ設計 |
| 6. データの管理 | – データインポート – データエクスポート – バックアップ – 一括削除 |
| 7. ビューの操作方法と一括情報変更 | – ビューの表示 – 情報一括更新 |
| 8.レポートとダッシュボード | – レポートの新規作成 – レポートのフォルダ – レポートのエクスポート – アナリティクスの作成 |
| 9. 自動化 | – ワークフロー – スコアリングルール – 割り当てルール |
| 10. チャットツール、メールとの連携 | – チャットツール – メール – テンプレートの作り方 |
研修で得られる成果とは？
それでは、研修を通して得られる成果はどのようなものなのでしょうか。
実際に参加した方からのお声をまとめると、成果としては主に、
- 自分がどこでつまづいているか・課題がどこなのか明確になる
- 実際のデータ活用のシナリオがイメージできる
- マニュアルでは分からない注意点を知れる
という嬉しいご評価をいただくことができました。
以下は実際にいただいたコメントの一部になりますが、このような有り難いお言葉に甘えることなく、引き続き皆さまの課題解決のために尽力していきたいと考えております。
「実際に運用を始めてみて、やりたいことをカタチにできず、実現できない状況でしたので、トライエッジさんのご説明を受けて、早く実際に操作したいと思いました！」
「レポートやアナリティクスの使用方法のイメージが沸いていないかったので、どのような情報を実際に集計できるのかを具体的にイメージすることが出来ました！」
Zoho CRMの運用に不安をお持ちの方は、ぜひ研修受講をご検討下さい！
Zohoの公式パートナーのトライエッジでは、Zoho CRMの最初の構築だけではなく、日々の運用も含めてサポートしております。
その中で培ってきたノウハウや経験を、少しでもZoho CRMをご利用いただいている皆さまに還元していきたいと考えております。
Zohoの管理・運用に必要な基礎知識を習得でき、貴社で抱えている課題を解決できるチャンスですので、ぜひこの機会に奮ってご参加いただければと思います。
