Zoho MAツール Zoho MarketingHubでのポップアップで顧客エンゲージメントを高めよう

Zoho MarketingHub ポップアップ機能紹介

Zoho社から提供されているマーケティングオートメーションツールであるZoho MarkeringHub。さまざまな機能が用意されているがために、どのように使ったら良いかわからない、という方もいるのではないでしょうか?

今回は、そのZoho MarketingHubの中の基本機能のひとつであるポップアップ機能(Smart pop-ups)について、その使い方を説明していきたいと思います。

 

Zoho MarketingHubとはWebサイト上で顧客との関係性を高めるためのマーケティングオートメーションツール

Zoho CRMを中心として、世界4万社に顧客を持つZoho社。そのZoho社がZoho MarketingHubという名称でマーケティングオートメーションツールを開発しました。

このZoho MarketingHubでは、見込み顧客の創出から育成、評価までを一気通貫で管理することができ、あらゆる施策を一元的に管理することが可能となっています。また、既存のシステムであるZoho CRMなどとも容易に連携することができるため、Web上やメール等で行った施策から反応があった顧客をZoho CRM上で管理し、商談・受注とつなげていくことも可能となっています。

マーケティングオートメーションのシステムはさまざま存在していますが、データを一元的に管理したり、CRMとの連携ができても、その内容が稚拙だったり、そもそもCRMとの連携が難しかったりする場合があります。

Zoho MarketingHubであれば、Zoho CRMと簡単に連携ができるため、プログラムなどの知識がなくても扱うことができます。

 

Zoho MarketingHubでは、ポップアップの表示からメールマーケティング、シナリオ作成までできてしまう。

Zoho MarketingHubでは、見込み顧客の育成から評価までさまざまな機能を有しています。ここでは、Zoho社のマーケティングオートメーションツールであるZoho MarketingHubでどのようなことができるのかについて簡単に説明していきたいと思います。

1.見込み客の創出

ランディングページに登録フォームとポップアップを追加し、より多くの見込み客を獲得します。Zoho CRMの見込み客と同期も可能です。

2.見込み客の育成

見込み客に適切なタイミングでメールを送り、強力なつながりを構築します。見込み客と定期的にやり取りして、彼らが営業サイクルのどこに位置するかを把握します。

3.見込み客の評価

見込み客の属性やWebサイトでの行動・やり取りに基づいて、見込み客にスコアとタグを付けます。
見込み客の進捗を第一段階からトレースし、営業につながるかを評価します。

4.Webサイトの行動トラッキング

メールを経てWebサイトを訪れた見込み客が、閲覧したページ、滞在時間、クリックしたリンク、訪問回数などを確認できます。
Webサイト上での行動履歴をもとに訪問者の目標を推測し、行動に基づいてグループ分けして、それぞれに対して適切なメッセージを送ります。

5.アプリ内の行動トラッキング

アプリ内での移動経路、使用機能、機能から機能への移動方法などを把握し、ユーザーが求めている機能を推測します。

6.メールマーケティング

特定ページの閲覧、コンテンツのダウンロードなどのアクションを起こした訪問者に対して、行動に基づいてパーソナライズしたメールを送信できます。差し込みタグと動的コンテンツを活用すれば、宛名なども自動で変更できます。

7.ショートメール

TwilioやClickatelと連携してSMSを送信できます。メッセージが最適な日時に配信されるように予約できます。予約メモ、イベントリマインダー、確認情報、フラッシュセール通知なども設定可能です。

7.ジャーニービルダー

メッセージの送信時期、見込み客を候補から取り除く時期や方法に至るまで、すべてをこのツールで管理できます。

8.自動返信

新規見込み客に自動でウェルカムメールを送信したり、以前送ったメールに対する反応に基づいたプロモーションキャンペーンを実施したりします。

9.ワークフロー

見込み客が適切なメールを適切なタイミングで受信でき、関連したコンテンツを使ってコミュニーケーションが取れるようなフローを作成します。

10.見込み客の行動分析

見込み客のデータ元や獲得数を時系列のレポートで確認できます。Webサイトやアプリ上での動きを測定・分析します。

11.マルチチャネルマーケティング

メール、SMS、SNSそれぞれのタッチポイントにおいて、見込み客の動きを測定・分析します

 

Zoho MarketingHubにおけるポップアップ機能(Smart pop-ups)の使い方

ここでは、Zoho MarketingHubの基本的な機能のひとつであるポップアップ機能の使い方について解説していきたいと思います。

ポップアップ機能とは、WEBサイトを見ている際に、その訪問者に対して案内を行うもので

  • 特定のページへ誘導させる
  • メールアドレスを獲得したり、問い合わせをさせたりする

ことを目的としています。ポップアップは単に表示させるだけだと、訪問者にとっては邪魔になってしまうことも多々あります。(ポップアップ形式の広告などで、邪魔だと思ったことがある人も多数いらっしゃるのではないでしょうか?)しかし、必要な情報を必要な時に表示させることによって、よりWEBへの訪問者に対して有効な情報を提供できたりすることも事実です。

どのようなときに、どのようなポップアップを掲載すべきかについては、訪問者がいまどういった状態にあり、その訪問者をどういった状態に誘導したいのか、によって、使い分けが必要になってきます。これは、仮説に基づいて、施策を実施し、その結果を分析して、よりよいものにブラッシュアップさせていくというPDCAサイクルが必要になります。

今回は、そのポップアップをZoho MarketingHub上でどのように表示させるのか、どのような設定が必要なのかについて説明していきたいと思います。

 

Zoho MarketingHubでエンゲージメントポップアップを作る

まずは、Zoho MarketingHubにログインします。下記の画面がログインした直後のホーム画面となります。

Zoho MarketingHub ポップアップ01

Zoho MarketingHub ポップアップ01

 

次に、左のメニューから[Lead Gen]を選択し、その中にある[Smart pop-ups]を選択します。

Zoho MarketingHub ポップアップ02

Zoho MarketingHub ポップアップ02

 

[Smart pop-ups]の画面の右上に[Create pop-up]というボタンがあるので、ここからポップアップの新規作成を行います。

Zoho MarketingHub ポップアップ03

Zoho MarketingHub ポップアップ03

 

[Create pop-up]に進むとどのようなポップアップを作りたいのか選択をする画面が出てきます。Zoho MarketingHub上では2種類のポップアップを作成することができます。

ポップアップの種類
  • サインアップポップアップ
    • サインアップポップアップはメールアドレスの獲得や簡易的な問い合わせなど、訪問者の情報獲得を行うためのポップアップとなります。したがって、コンバージョンを増やすということがポップアップ表示の目的となります。
  • エンゲージメントポップアップ
    • エンゲージメントポップアップでは、特定のページに誘導するためのポップアップを表示させます。必要なときに必要なコンテンツを誘導することによって訪問者のエンゲージメントを高めることを目的としています。

今回は、エンゲージメントポップアップの作り方について説明していきます。

Zoho MarketingHubではサインアップポップアップとエンゲージメントポップアップの2種類があり、どちらを作るかを選択する必要がある
Zoho MarketingHub ポップアップ04

Zoho MarketingHub ポップアップ04

 

エンゲージメントポップアップを選択すると以下のような画面になります。ここから各設定を行っていくのですが、まずはじめにデザインを選ぶところからスタートします。

Zoho MarketingHub ポップアップ05

Zoho MarketingHub ポップアップ05

 

Zoho MarketingHubでは、デフォルトで使えるポップアップテンプレートが多数用意されています。
※ただし、用意されているテンプレートは英語のみのため、日本語に変更する必要があります。

テンプレートは大きくわけて

ポップアップテンプレートの種類
  • レギュラー
  • 縦長
  • 横長

の3タイプが用意されています。縦長のポップアップについては、表示される大きさがかなり大きいのであまりオススメしません。また横長のポップアップテンプレートはPCでの表示には適していますが、スマホなどのデバイスではポップアップがはみ出してしまいますので、横長のポップアップを使う際は、配信先をPCに限定する必要があります。

Zoho MarketingHub ポップアップ06

Zoho MarketingHub ポップアップ06

Zoho MarketingHub ポップアップ07

Zoho MarketingHub ポップアップ07

Zoho MarketingHub ポップアップ08

Zoho MarketingHub ポップアップ08

 

表示させたいポップアップのテンプレートを選択したら次はデザインを作り込んでいきます。左側のメニューで各種デザインやポップアップに表示させる文言を変更していきます。設定すべき点は以下の項目になります。

ポップアップの設定項目
  • ポップアップのボディ
  • 表示させるテキスト
  • ボタン
  • ポップアップを非表示にさせるボタン
  • 透過(透明度)
Zoho MarketingHub ポップアップ09

Zoho MarketingHub ポップアップ09

 

まずは[ポップアップのボディ]について変更していきます。各項目について説明します。

ポップアップボディの設定
  • Background image:背景画像の設定
  • Image Opacity:画像の透過度
  • Border radius:境界線の丸み
  • Background:背景色
  • Border:境界線の色
  • Width:横幅
  • Height:縦幅
Zoho MarketingHub ポップアップ10

Zoho MarketingHub ポップアップ10

 

次に[テキスト]について編集をしていきましょう。ここは、詳細の説明は必要ないかと思いますので、背景画像やテキスト内容について変更を加えていきましょう。ここで表示されるテキストがポップアップをクリックされるかどうかで重要なポイントになりますので、このポップアップを押すことによって何が実現されるのか(どんなことが得られるのか)をじっくり考えた上で文言を設定するようにしましょう。

Zoho MarketingHub ポップアップ11

Zoho MarketingHub ポップアップ11

 

次に[ボタン]を設定します。ここでは、ボタンを押すとどのページに切り替わるかなども併せて設定を行います。[On Click redirect to]と記載されている部分にて、どのページに切り替わるのかを設定します。また、次の項目の[Same Tab]と[New Tab]にて現在訪問しているページがそのまま別ページに切り替わるのか、それとも新しいタブを開いてページを表示させるのかを設定させます。

Zoho MarketingHub ポップアップ12

Zoho MarketingHub ポップアップ12

 

次に[ポップアップの削除ボタン]のデザインを選択します。

Zoho MarketingHub ポップアップ13

Zoho MarketingHub ポップアップ13

 

最後に[透過度]について設定します。ここについては特に設定する必要がないかと思いますが、ポップアップが目立ちすぎるのが気になる方はこの透過を設定することでポップアップの主張を下げることができます。

Zoho MarketingHub ポップアップ14

Zoho MarketingHub ポップアップ14

 

 

最後にプレビューを行います。右上の[Preview]ボタンを押すと、プレビューでどのようにポップアップが表示されるのかを見ることができます。

Zoho MarketingHub ポップアップ15

Zoho MarketingHub ポップアップ15

 

Zoho MarketingHubでポップアップをどのページに表示させるかを設定する

次に、デザイン設定したポップアップをどのページに表示させるかを設定していきます。設定画面から[Pages]を選択します。

なお、この[Pages]では一度配信を開始してしまうと、あとで変更することができません。したがって、設定を行う際は、その内容を慎重に設定するようにしましょう。

Zoho MarketingHub ポップアップ16

Zoho MarketingHub ポップアップ16

 

まずはじめに、どのドメインにてポップアップを表示させるのかを設定します。Zoho MarketingHubでは複数のドメイン(WEBサイト)を登録することが出来ますので、複数のWEBサイト(メディア)を持っている場合は、ポップアップを表示させたいドメインを選択してください。

また、誰に対してポップアップを表示させるのかを選択します。

ポップアップ表示対象
  • Anonymous visitor:名前がわかっていない訪問者
  • Known visitor:名前がわかっている訪問者
  • Both:上記の両方

ここで名前がわかっている or わかっていないというのは、Zoho MarketingHub上で個人を特定できているかどうかを指しています。メールアドレスなどとともに過去の訪問履歴を元にクッキー等で個人が特定できている場合は、その人に対してポップアップを表示させるということになります。

Zoho MarketingHub ポップアップ17

Zoho MarketingHub ポップアップ17

 

次にどのページを配信対象とするのか選択します。ポップアップは、指定したWEBページのどのページに訪問したときに表示するのかを設定することができます。ただし、この設定では「このページのみを除外する」というような設定ができませんので、設定方法を注意する必要があります。

Zoho MarketingHub ポップアップ19

Zoho MarketingHub ポップアップ19

 

次に、どのような基準でポップアップを表示させるのかを設定します。例えば、自然検索で来た人のみに表示させる、特定の設定タグを経由してきた人のみに表示させるなど細かい設定を行うことができます。

Zoho MarketingHub ポップアップ18

Zoho MarketingHub ポップアップ18

 

[Source]の部分では、以下の4つの項目について設定することができます。

Sourceの設定
  • Goals:別機能にて「ゴール」を設定でき、そのゴール条件の訪問者
  • Missed goals:別機能にて「ゴール未達成」を設定でき、そのゴール未達成条件の訪問者
  • Source:どこ経由でWebサイトに訪問したのか
  • Medium:Webサイトにパラメータを設定していた場合などに使用します
Zoho MarketingHub ポップアップ20

Zoho MarketingHub ポップアップ20

 

例えば、今回は、上記にて[Source]を選択した場合ですが、その場合、以下のような検索エンジンから来たのか、Facebookから来たのか、などといったWEBサイトへ訪問した元のSourceを選択することができます。

Zoho MarketingHub ポップアップ21

Zoho MarketingHub ポップアップ21

 

Zoho MarketingHubでポップアップをいつ配信するのかを設定する

ここまで設定が完了したら、最後にポップアップをいつ配信するのかを設定しましょう。

Zoho MarketingHub ポップアップ22

Zoho MarketingHub ポップアップ22

 

もちろん、いつでも配信するという設定も可能ですが、配信日時を設定することでよりピンポイントでポップアップによる訴求が可能です。例えば、キャンペーンなどで期間が限定されており、その指定時間だけ特定のページに誘導したい、などがあれば予めスケジュール設定を行っておくことで、リアルタイムでポップアップのオンオフを切り替える必要もなくなります。

Zoho MarketingHub ポップアップ23

Zoho MarketingHub ポップアップ23

 

[スケジュールの設定]が完了したら、最後に[Activate]を押せば、ポップアップの配信がスタートします。

Zoho MarketingHub ポップアップ24

Zoho MarketingHub ポップアップ24

 

ポップアップが[Active]という状態になっていれば、配信がされている状態となります。ここで配信がしっかりされているかどうかを確認してください。赤くなっていればストップされている状態、グレーになっていれば下書きの状態なので、配信状況を確認しましょう。

Zoho MarketingHub ポップアップ25

Zoho MarketingHub ポップアップ25

Zoho MarketingHub ポップアップ26

Zoho MarketingHub ポップアップ26

 

これでポップアップ機能の作成方法についての説明が終わりました。

ポップアップは、必要な情報をWEB訪問者に訴求するためには有効な手法となりますが、WEB訪問者全員に対して同じメッセージをポップアップ表示させることはあまり意味がありません。WEB訪問者が

  • 匿名の人 or 既に名前等がわかっている人
  • どこからWEBサイトに訪れたのか
  • いまどのページを見ているのか

などによっても、発信すべきコンテンツや導きたいWEBページは異なります。こうした設計は、しっかり仮説を立てた上で設計し、より顧客との関係性を高めるためのツールとしてポップアップ機能を使用できると良いでしょう。

トライエッジ(認定パートナー)のマーケティングオートメーション支援について

株式会社トライエッジ(Zoho社認定パートナー)では、Zohoマーケティングオートメーションツールである、「Zoho Campaigns」「Zoho SalesIQ」「Zoho MarketingHub」の導入・運用支援・運用代行を行っております。

Zoho社のマーケティングオートメーションツールは、月額1,440円〜からのお手軽な金額からスタートすることができます。社内に運用担当者がいないという場合でも、トライエッジで運用を全て代行することができますので、全く知識がない場合も安心です。

 

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こういった場合は是非ご相談ください。